2011年10月22日

花水木が見頃です


花は5月ですが、紅葉と赤い実で秋にも楽しめるお得感がありますね、ハナミズキ。
別名、アメリカヤマボウシ。

昔、アメリカに桜の木をプレゼントしたら、お返しに貰ったのがこのハナミズキで、
友好のしるしに公園などに植えられたのが広まった、というのが始まりだそうです。
なかなかの美談ですね。

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花がヤマボウシと似ているのですが、実は似ても似つかないし、あと食べられない。
食べられないんです(大事な事なので2回言いました) 渋くて不味いです(食べた)

人間にとっては美味とは言い難いハナミズキの実ですが、
野鳥には好まれるようで、ヒヨドリやツグミ、ジョウビタキ等が食べるとの事です。
木の方も、種に果肉を付けることで、食べられても中身の種をガードしつつ、
遠くへ運ばれて新天地で芽吹くわけで…自然界のシステムすごい。

もう晩秋となってきましたので、鳥たちも冬を越す為の栄養源として
好き嫌いせずにせっせと食べているのでしょうか。




posted by 立山農園 at 10:30| Comment(0) | 日記

2011年10月01日

彼岸花


お彼岸をとっくに過ぎてから咲いているのがありました、彼岸花。
繊細な細工物みたいな花なので、私、三つ葉はこの花がけっこう好きです。
花茎だけがいつの間にか伸びていて、いきなりポーンと咲く感じ。
葉っぱは花が咲いた後出ますが、春には枯れて地上部はなくなります。
で、また彼岸のころに花茎だけ急に出てくるんですよね。不思議な花です。

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ヒガンバナはうんと古い時代に日本へ伝わってきた帰化植物で、
そのルーツは稲作伝来にまで遡るそうです。
稲と一緒に、稲作用土はこんなのが良いよって持って来てもらった中に
球根の一欠けらでも混ざっていたんじゃないかとか…
有名な毒草・薬草なので、有用植物として導入された可能性もあるようですが。
ともかく、大昔に大陸から渡って来て、日本中に広がったのだそうです。

さて、さっきも書きましたがヒガンバナは毒草として有名ですよね。
その毒を嫌がって虫や小動物に土を掘り返されないという事で、
田んぼの畔や墓地の周りに植えたりしていたってばっちゃが言ってた。
私、三つ葉が幼き日には、ヒガンバナの根に毒があると教えられたのですが、
特に多く含むのが根っこの部分という意味で、
葉も茎も花も全部分にアルカロイド系の有毒成分を持っています。
すっと伸びた茎葉を瑞々しい山菜に見間違えての誤食事故もあるそうです。
根に毒があると有名になったのは、食用とされた事もあり摂取する機会が
葉に比べて多いからだと考えられます。
球根=栄養を蓄えている、という事で、食糧難の時に食べていたそうですから…

ヒガンバナの毒は加熱しても消えませんが、水には溶けて消えるそうなので、
何日か流水にさらして毒抜きをするのでしょう。
ヒガンバナを毒抜きしてでも食べなければならないほど食べ物がないのに、
悠長に毒抜きに時間をかけているのは耐えられない、
それで毒抜きが不十分なのに我慢できずに食べちゃって、
…………な事があったのかなと。
そして、そうまでして食べていた食糧難があったという事で…

ここまで考えて非常にお腹が減ってきたので実食実験を企てたのですが、
今お腹が空いているのに今から毒抜きなど悠長な事はしていられませんので
(ああこういう気持ちか…随分とノリが軽くなってしまいましたが)
この机上の空論を続けて空腹を誤魔化す事にしますね。
ヒガンバナの持つ有毒成分は主にリコリン、人間の致死量は10gとの事。
これはアルカロイドの中ではそんなに強い成分ではない方だそうです。
生のヒガンバナに含まれるリコリンの量は0.3〜0.5 mg/gという資料があったので
そこから計算してみますと、
ヒガンバナで死ぬには、20sほど食べなくてはならない事になります。
…コンビニのおにぎりが1個110g前後です。

この三つ葉、けっこう食べる方ですが、多分10個は食べられないと思うので、
もしヒガンバナをお腹いっぱい食べたとしても死なないかもしれません。
それと、もし完璧に毒抜きしたヒガンバナがあったとしても、
たいして美味しいものでもないとの話を聞いてやる気が無くなったので、
ヒガンバナ実食実験は絶対にやりません。

現代っ子である三つ葉はヒガンバナを目で楽しむのみとする事にしたのでした。

※この記事を読んで
『腹いっぱい食べても死ななそうなら、食べてみよう』とは思わないで下さい。
これは『ヒガンバナが咲いていましたよ、とても綺麗だと思いました』という感想を
引っ張って膨らませて盛っただけの、実際に実験したわけですらない机上の空論、
実証が取れていないネタ話ですので。
人によっては、一口食べて中毒するかもしれないじゃないですか?
だから、わざわざ毒のあるものを食べないほうが良いに決まってますし、
この記事によって彼岸花を食べる事を教唆しているわけでは決してありません。
絶対に食べないでください。花だけ見て楽しみましょう。




posted by 立山農園 at 10:30| Comment(0) | 日記